ミュージックデータでレッスンをサポート
いつものレッスンにミュージックデータをプラスすれば、練習がぐんと楽しくなり、上達もスピードアップ。楽しく、しかも効率よく。弾くことがもっと好きになります。ここではローランドが提案する、より付加価値の高い音楽指導を紹介します。
ミュージックデータって何?
ミュージックデータには、音の「高さ」「長さ」「強さ」などの演奏情報が入っています。このデータをミュージック・プレーヤーで再生させると、その情報のとおりに演奏されます。音そのものが録音されているCDなどのメディアとは違い、ミュートや移調、音色、テンポの変更も自由自在です。ism(Intelligent System of Music)〈イズム〉とは… ismとは、新しいテクノロジーをレッスンに導入し、より付加価値の高い音楽教育をめざす考え方です。
横浜音楽院ではあらゆる教育プログラムにismを活用し、新しい音楽教育の普及に役立てます。
ismはあらゆる楽器に対応します。
ismはあらゆるメソッドに対応します。
ismは、従来の様々な音楽指導法(メソッド)の優れた特長をより効果的に引き出します。ピアノならツェルニー、ブルグミュラーといったあらゆる教材に対応する他、音楽ジャンルもクラシックに限らず、ポップスやジャズまで幅広いジャンルのレッスンに対応します。ismはこれまでのメソッドに置き換わるものではなく、これまで行ってきたレッスン体系の指導効果を高めるお手伝いをするもの、お考えください。
ismはレッスンを今まで以上に楽しくします。
「レッスンがおもしろくない」「練習するのが苦痛」といった生徒さんの声を耳にすることがあります。音楽が好きでレッスンに通い始めた生徒さんがこのように感じるのは、レッスンに楽しさを見いだせていない、ということが最大の理由です。結果を早く出したい、単調な反復練習はつまらない、といった生徒さんのニーズにうまく応えることができれば、レッスンもきっと楽しいものになるはずです。
ismだから、こんなピアノレッスンが実現します
ポイント
ミュージックデータでアンサンブル体験! ミュージックデータのいちばんの魅力は、アンサンブル演奏が気軽に楽しめること。他の楽器音を聴きながら演奏し、アンサンブルのなかでのピアノの役割を学ぶことによって、音楽的センスがどんどん磨かれます。
また、テクニックが上達するにつれて、練習曲やクラシック以外の曲も弾きたくなるのではないでしょうか。さまざまなジャンルのタイトルが発売されているミュージックデータだからこそ、音楽的興味がどんどん膨らんで、レパートリーを増やすことができます。
ミュージックデータでアンサンブル体験!
ミュージックデータのいちばんの魅力は、アンサンブル演奏が気軽に楽しめること。他の楽器音を聴きながら演奏し、アンサンブルのなかでのピアノの役割を学ぶことによって、音楽的センスがどんどん磨かれます。
また、テクニックが上達するにつれて、練習曲やクラシック以外の曲も弾きたくなるのではないでしょうか。さまざまなジャンルのタイトルが発売されているミュージックデータだからこそ、音楽的興味がどんどん膨らんで、レパートリーを増やすことができます。
上達に合わせて自由にテンポチェンジ。
テンポを変えても音程が変わらないミュージックデータを使って、初めはゆっくり、そして徐々にテンポを上げて練習。自分の上達の段階を数字に置き換えて目標づくりができます。
![]() | |
![]() | 上達に合わせて自由にテンポチェンジ。 テンポを変えても音程が変わらないミュージックデータを使って、初めはゆっくり、そして徐々にテンポを上げて練習。自分の上達の段階を数字に置き換えて目標づくりができます。 |
![]() | 苦手なリズムを助けてくれるメトロノームです 例えば8分音符の練習曲では、「1ト2ト3ト4ト」とリズムをとることがあります。そんなときはミュージックプレーヤーのメトロノームの刻み方を音符に応じて細かく設定しましょう。正確なリズムを刻む力、一定のテンポをキープする力が身につきます。 |
![]() | 難しい箇所は繰り返し練習。 どうしても苦手な箇所があるときは、ミュージックデータの特定の部分だけ再生させます。何度でも繰り返し演奏してくれるので、集中的に練習することができ、つっかえ弾きを克服できます。 |
![]() | トランスポーズ(移調)すれば、同じ曲でも難易度が変えられます。 テンポを変えずに音程を変えられるトランスポーズ機能を使って、シャープ(♯)やフラット(♭)のたくさんついた曲を簡単な調で練習しましょう。また、いつものハノンも半音上げるだけで一歩進んだ練習課題に早変わりします。 |
![]() | さまざまな楽器音により、オーケストレーションの学習も。 ミュージックデータに収められている楽器音は実に多彩。実際に演奏する機会の少ない楽器も身近に感じられます。さまざまな楽器音を聴き分ける耳を育てるミュージックデータは、アンサンブルはもちろんアレンジやオーケストレーションの学習にも最適です。 |
ismを実践する楽器をご紹介
ミュージックデータを使ってピアノレッスン
さまざまな楽器音を聴き分ける耳の養成、リズム感の習得……
ミュージックデータを使ってレッスンすれば、演奏テクニックはもちろん、音楽的センスもどんどん磨かれます。
1. ピアノとミュージックプレーヤーのピッチを合わせましょう デジタル楽器なら細かなチューニングもボタンひとつで可能。ミュージックプレーヤーのピッチをピアノに合わせて、ぴったりのピッチでアンサンブルが可能になります。
2. お手本データを聴いてみましょう 右手/左手/オーケストラ/リズムを別々に聴くことができるミュージックデータだからこそ、ひとつひとつのパートの役割をきちんと把握することができます。お手本データを聴くことによって、ピアノの音だけでは得ることの難しい曲全体の音楽的なイメージをつかむことができます。
![]() | 3. ミュージックデータをバックに歌ってみましょう 演奏曲の歌唱は上達への近道。やさしく歌う、元気よく歌うなど、曲の雰囲気を事前につかんでおけば、いざピアノ演奏に入ったときにも表情豊かな演奏が生まれます。 |
![]() | 4. 片手ずつ聴いたり、弾いたり テンポをキープできなかったり、どうしてもつっかえてしまうときには、ミュージックデータの左手パートに合わせて同じように左手を引くなぞり弾き。また、左手パートを再生しながら右手を演奏すれば、常に完成された楽曲を聴きながら片手練習を進めることができます。 |
![]() | 5. テンポを調節して、自分のペースで テンポを変えても音程が変わらないのがミュージックデータの便利なところ。音楽性豊かな伴奏にのって演奏することで、拍を空間としてとらえるテンポ感が身につきます。また、ミュージックデータに合わせることで、途中でつっかえても一曲を弾き通す集中力を養うことができます。 |
![]() | 6. レッスンの仕上げに、ミュージックデータと合わせましょう 両手で上手に弾けるようになったら、ミュージックデータのオーケストラ伴奏に合わせて演奏してみましょう。オーケストラを従えた演奏はとても気持ちの良いものですね。また、さまざまな打楽器が刻むリズムにのって弾くことにより、曲の“ノリ”を体験でき、演奏にドライブ感も生まれます。さらに、発表会にミュージックデータをとり入れれば、晴れの舞台もぐんと引き立ちます。 |